(1)東南アジアにおけるキャリア形成とジェンダー,エスニシティ及び東南アジアにおける女子教育モデルの構築
概要
修士課程・博士課程から一貫して取り組んできた最も主要なテーマ。研究対象は女性を主軸としつつも,自ら男の子を3人育てている体験から,男性のキャリア形成にもその対象を広げてきた。
対象とする国はマレーシアとブルネイ。女性内部の多様性をエスニシティの観点からフィールド調査してきた点に,こだわりを持っている。
代表的な業績
①Akiko Kamogawa(2006), Career Development of Adolescent Females in Malaysia: From Gender Perspective」,Compare: Journal of the Comparative Education Society of Asia, Comparative Education Society of Asia,No.1,9-18.
②鴨川明子(2008),『マレーシア青年期女性の進路形成』,東信堂.
新たな展開
東南アジアにおける女子教育モデルの構築というテーマに展開している。
また,2019年度から,国際比較の視点を取り入れた共同研究に発展している。科研の共同研究者の先生方に,東マレーシア(ボルネオ)とインドネシア,ブルネイを研究していただいている。